株取引の王道である、テクニカル分析を重視する場合は、銘柄の買い方はやはりチャート優先という事になります。
チャートを見て自分が買う銘柄を決める場合は、まず自分がどういう銘柄で勝負したいか、という事を漠然とでも考えておくと良いでしょう。これは本当に漠然でかまいません。
たとえば、デイトレードの場合は、値動きが激しい銘柄を、長期的に見るならば、上下動の比較的少ない全体の傾向が右肩上がりの銘柄を買うのが基本です。
しかし、これらのデイトレードは初心者の方にはお勧めできません。
中には、このデイトレードに手を出したばっかりに、全財産を失ったという方もいます。
やはりある程度慣れてからじゃないとやりきることは難しいのです。
ですので、できれば、まずは中期、長期の投資をしてみてください。
とはいえ、やはりそれでもデイトレードをやってみたいという初心者の方は、まずは新規企業のチャートを中心に見ていくことになるでしょう。
ご存じのように株式市場には、東証とよばれる東京証券取引所をはじめ、日本には数多くの取引所があります。
この取引所によって、そこで取り扱っている銘柄にはそれぞれ特徴があり、日本の株式市場の代名詞でもある東証の場合は安定した大企業が多く集まっています。
しかし、デイトレード向きなのは、マザーズやヘラクレスといった新興市場と呼ばれる取引所です。
これらは、比較的歴史の浅い市場なので、当然新規企業が集まってきます。
その結果、一日の値動きの激しい企業が多く取り扱われているという事なのです。
株取引を行う上で、チャートを見て選ぶというのは実はけっこう簡単なのです。
なぜなら直感的に、どの銘柄が、今調子がいいのかというのがすぐわかるからです。
ただし、当然ですがチャートの傾向どおりに今後の株価が動く保証はありません。
それは、過去を表わす指標にすぎないからですね。
ですので、チャート重視の場合は、特に慎重に売買を行う必要があるのです。
株取引において、もっと多くの人が悩むのは、いま自分が保持している株を売ることです。
これに関しては、たとえ多くの経験がある人であっても、やはり少なからず抵抗を覚えたり、なんだかんだと後悔するケースがあります。
ましてや、これが初心者の方となると、やっぱりなかなか売り注文を出せないとなっても仕方ないのかもしれません。
まず、何がいったい難しいのかというと、やはり【タイミング】です。
もし現在保持している株の株価が急落しているなら、初心者の方であればやっぱり当然焦ってしまいますし、かなり不安になるかと思います。
それを平常心でどんと構えてくださいというほうが無理だというのです。
しかし、どんどん落ちていく株価に対し、ある時に見切りをつけるというのは、これはある程度経験を積むことでできるようになります。
しかし、問題は、じわじわ落ちてくる場合なのです。
「う~んこれくらいの落ち具合なら、ちょっと時間がたつことで反発して上がっていくんじゃないだろうか?」
という自分の声が聞こえきそうなのです(笑)。
そうなってしまうと、自分の損切りのタイミングを逸し損切りラインをどんどん下げ、結果的には大損へとつながってしまうというパターンがよくあります。
逆に、株価が上がっている場合には、今度は売るタイミングです。
こちらが全く逆で、「このまま持ち続けてら、もっと儲かるんじゃないだろうか」という心理が働らくのですね。
人の欲は果てしないし、限りがありませんものね。
これらの場合は、上昇の勢いがあればあるほど売るタイミングが難しくなります。
上がってるのに苦しむっていうのは面白いでしょう?
では、これらのタイミングをどのように判断するのか、というのは、初心者には難しいことをまず知ることが大切です。ですので、できるだけ事前にタイミングを計るラインを引き、そのラインを超えた場合には機械的な挙動でばっさり売るというのが一番です。システマチックな行動をとるということです。
もちろん、その様な売り方をして損切りを行った直後に急激に株価を上がる場合などは、後悔もするでしょう。しかし、それらも含めてシステムなのです。
そして、その売り方を完全に馴染ませることができれば、全体的には後悔も少なくなり、割り切った客観性の高い取引ができるのです。
お勧めは、売った銘柄に関してはしばらくは株価を絶対に確認しない事。もう関係ないですから。
これで、精神的にもかなり楽になります。オススメです。
株取引を行う上で、最初に口座に資金を投入します。
やはり最低でも10万円、可能であれば100万円くらい入れておきたいところ。
株というのは、いろいろで少ない金額で購入可能な銘柄なら、数百円、あるいは数十円で購入できたりします。
ですが、数十円で買った株が数万円、数十万円になる事はまずはありません。
「株で利益を出す」為に株取引をするというのならば、やはり10万円くらいは資金として持っておいたほうが良いでしょう。
逆にあらゆる銘柄を購入できる資金を用意して、取引銘柄の幅を最大限にしたい場合には、1,000万円近くないといけません。
日本銀行や任天堂、花王といった株はやはり最低でも200万円以上持っていないと買えませんし。
全銘柄の90%を購入可能な金額はいくらかというと、50万円くらいかかります。
つまり、50万円あれば、たいていの銘柄が購入可能だということですね。
では、仮にこの50万円を口座に入れたとしましょう。
では、これをどのような使い方をするのが望ましいでしょうか?
もちろん、沢山のお金をつぎ込めば、より多くのリターンがある程度は期待できます。
例えば、株価が50,000円の株を10株買って、この株価が51,000円になったら、差額の1万円(実際は手数料や税金が引かれるのでもっと少ない)の利益になりますが、、、、
しかし、これが5株しか買っていなかったら、5,000円になります。
より多くのお金を稼ぎたい人は、やはりより多くのお金をつぎ込みたいところですよね。
だから、初心者の方は、口座にある全てのお金を使って取引を行いたがります。
しかし!!!!これは有効な方法ではありません。
わけはたくさんあります。
リスク管理の面からも全てのお金を株購入に使用するというのは、イザというときに困る事になりかねません。
また、例えばもしある銘柄に全額投資して、その後に更に魅力的な銘柄が出てきたとき、持っている最初に購入した株を売らないと、欲しい後で見つけた銘柄を買うことができません。
ここで銀行などのほかの貯金を下ろして証券会社の口座に追加するという方法もありますが、これが、一番初心者がもっともハマル大損パターンです。
ですので、初心者の方は、証券会社の口座以上のお金を使わないとまずは決めるべきです。
こういった観点からも、余力を残した状態での資金での取引をオススメするのです。
株取引において、すべてを一つの銘柄に資金を投資するのはやはり非常に危険です。
一番の理由は、いわゆる倒産です。
倒産した会社は、民事再生法を適用する事になりますが、それが発表される頃には株価は信じられないほどの速度で急落します。
ですので、その情報を知った時点ではもう遅く、どのような会社であっても、急激に株価を落とす可能性があります。
その際に自分は損切りの為の売り注文を出しているから大丈夫!問題なしだと思っていると、痛い思いをします。
なぜなら、これら売り注文が殺到する場合には、特売り扱いとなり、注文を一時受け付けない状況になるからです。
そうなると、注文が受理される事はなく、延々と株価も下がっていき、何もできずに大損する様子をただただ見送るということしかできません。
しかも、このようなケースは決して珍しくはないのです。
それを防ぐ一番の方法は、やはり分散投資です。
つまり、一つの銘柄に集中してもつのではなく、複数の銘柄を購入して、資産管理をしていくという方法です。
これだと、例え一つの銘柄が破綻や急落した場合でも、資金全体の損失としてはかなり少なくてすみます。
一発当てようという人にしてみれば、自信のある銘柄に全てを投入したいところでしょう。
まあ、一応そういう買い方もあります。
しかし、初心者の方はそれはすべきではありません。
まずは堅実に、損失を最小限に抑える取引を行い、徐々にいろんな事を覚えていく事が理想です。
やはり初心者は、急落していく株価に対してとてつもない不安とストレスを感じます。
その為にそういった状況に陥った場合に日常生活や仕事に多大な影響を及ぼしかねません。
そういった観点からも、リスク管理の代表とも言える分散投資法を強く進めるのです。
この分散投資は初心者でなくともベテランでもたくさんの人が行っている方法です。
初心者が株の取引を行うときに、必ず注意しなければならないのが、ある落とし穴です。
落とし穴は、どのような買い方をしても、そこがどんな市場であっても、さらにはどんなに慎重でいても、必ずあなたの目の前に現れます。
株式市場というのは、言うなら穴あきチーズのようなものです。
あちこちに穴が開いているので、油断しているとすぐに崩れてしまいます。
初心者の方はここに特に気をつける必要があります。
じゃあ、具体的にはどんな落とし穴があるのでしょうか。
まずは、仕手の存在です。この仕手というのは、短期間に一つの銘柄の株を大量に買い、その銘柄に一見【勢いがあると見せかけて】それで、他の投資家を集め、その銘柄を買い、株価が上がりきった所で購入した株を一気に売るという人たちのことです。
なぜ、これが落とし穴なのかというと、もし株価がいきなり上がった銘柄があったら、誰でも飛びつきたくなるのが心情です。しかし、もしそれが仕手の仕業だとわからなければ、どんどん上がる株価に心が揺れます。
そして、こういう心理が働きます。
「上がりきって、少し下がった時に売ろう」
これだと、そんな後悔もなく高い利益が確保できるように思えます。
しかし、仕手が一気に株を売り始めると、ほぼ確実に特売りになります。つまり監視されてしまうのです。
仕手自体の売る量が非常に多くなり、株価が急激に本当に急激に下がるので、それを見た投資家が売り注文を殺到させます。その結果、これが特売りとなるのです。
そうなると、一般の人が売り注文を出してもこれは、受け入れられません。
結果、その株は元々の株価よりも大きく下げてしまう事になるでしょう。てを出すことができなくなるので。。。
じつは、こういった事が、株式市場では日常茶飯事です。
このように初心者の方は、様々な落とし穴に注意しながらトレードを行う必要があるのです。